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★令和5年度 長野県中学受験 適性検査Ⅰ 問題の傾向と対策【KATEKYO 長野県】

2022年12月06日

12月3日(土)に長野県内公立中高一貫校(屋代高校附属中・諏訪清陵高校附属中)の入学者選抜(適性検査)が実施されました。問題内容が公表されましたので、問題の傾向と対策についてまとめました。ご一読いただき、受検勉強のご参考にしていただければ幸いです。

 

<適性検査Ⅰについて>

問1:給食中の放送について

問1では、新型コロナウイルスの影響で給食中に会話ができなくなっていることによる、給食の時間をどのように過ごすかについて考えている問題でした。「児童会活動や学校生活」という、日常生活に合わせた問題です。

給食中のリクエスト曲放送で、給食の時間を楽しんでもらう活動ですが、昨年度の活動や振り返りをコンピュータのふせんソフトを活用して、課題点と成果について考えるという問題でした。文章量は昨年と同じくらいで、例年よりは少なくなっていました。また何を読んでいけば良いか、設問の中で誘導してくれていたので、読むことに関しては問題なくできたかと思います。

ただ、「~のように」「をもとに」「ふまえて」といった設問が多く、文章の中でヒントを見つけて、自分で解答を作ることができたかがポイントとなりそうです。

昨年の問題で見られた50字程度の文章記述がなくなったものの、今年の問1では作文記述力が求められる出題が多くあったことが特徴に挙げられます。昨年と比較すると記述問題が2問に対して、今年は5問出題されました。文章を書くこと、作ることに慣れていない受検生は得点を落としてしまう傾向にありそうです。

 

問2:戦国時代の狼煙について

戦国時代の武将・武田信玄が情報伝達に用いたのろしを再現する「武田信玄狼煙リレー」が下伊那郡根羽村から塩尻市までの距離で行われておりますが、その内容に合わせた問題です。この問題は会話とノートを見ながら解き進めることができる内容でした。会話文やノートの文章量が多く、一見難しそうに見えますが複雑な計算も専門的な知識も必要ないので、落ち着いて読み取りができたかが重要になります。

問2に関しても、昨年のような字数制限の記述問題がなくなったものの、読解力が求められる内容でした。会話文やノートからの抜き出しが8問、その他記述問題が4問でした。複数のノートや会話文から情報を整理する思考力や判断力、計算問題、記述力が求められる問題など総合的な力が身についているのか見られる問題となっています。

昨年のような長い文章記述力が求められる問題ではなかったものの、会話文やノートに載っている文章を問で求められているものに変換できるのかがポイントになりそうです。

 

問3:信州まつもと空港について

信州まつもと空港を発着する飛行機の利用者について調べる問題です。問題の文章量もさることながら、資料やグラフなど読み取らなければならないものが多くありました。

特筆すべき問題は(3)②の飛行機の便の利用者を増やすためには、どのような活動をすると良いかという思考力を問う問題です。受検生でない中学生や高校生、社会人でも悩まされる問題だったと思います。私だったら、実現可能かどうか真剣に考えすぎて、時間を使ってしまうような問題でした。模範解答だけでなく、受検生たちの楽しそうな解答を見てみたいです。

問3は問1、問2であまり見られなかった選択問題が多く出題されたので、平均点は高くなりそうです。少し計算力が必要な問題もありましたが、資料を基に自分の考えを表現する力や、何が問われているのか判断できる力を求められている問題でした。

 

問4:論説文読解

膨大な情報量の問題をこなしてきた最後に【問4】の論説文の読解問題でした。そして、昨年は選択問題が3問出題されていましたが、今年は0問でした。最後までしっかりたどり着いた受験生はどれほどいるのかと思う内容です。

(1)~(3)までで、100字以上の記述問題を解いて、(4)では昨年同様、160字~200字の作文となっています。なお、近年の長野県高校入試の国語の作文問題は長くても80字~100字です。高校入試の倍の文字数ということになります。今回の作文は、文字数・段落数などの規定に収まっていないと評価対象とはならないこともポイントです。公立中高一貫校に挑戦するのであれば、長文の「条件付き作文」の練習も必須となります。

 

適性検査Ⅰ:まとめ

今年の適性検査Ⅰは、圧倒的な記述力が求められています。昨年記述問題が10問に対し、今年は15問と増加しました。対して選択問題が11問から8問に減少していたので、時間が足りなくなる受検生が多くいたのではないかと思います。昨年よりは難易度が上がっていたため、平均点が下がっていると予想します。

 

記述力を身につけるためには、いきなり記述対策をしても意味がありません。当然ですが読解力を身につける必要があります。読解力がなければ問題文や課題文の意味が正確に理解できないため、何を問われているのか、あるいはどういう解答を作成したら良いのかということがわかりません。

したがって、まずは読解力をつけるために本や新聞を読み、読むスピードを上げること、筆者の言いたいことを捉えるように練習を積んでおく必要があります。さらに、さまざまな文章に触れていくと、言葉遣いや語彙力も増えていくので、自分で文章にしたいときに言葉が出てこなくて上手く書けないということも防ぐことができます。

そして、記述力を身につけるために毎日文章を書きましょう。

 

▶適性検査Ⅱの考察

 

▶令和5年度 長野県立中学校入学者選抜適性検査問題(教育委員会リンク)

 

 

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