１月２９日、独立行政法人 大学入試センターは来年より実施予定の大学入学共通テストで国語と数学の記述式問題導入が見送られたことを踏まえ、『令和 3 年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト出題教科・科目の出題方法等』の修正版を発表しました。

 

変更点は以下の通りです。

【国語】

記述式問題導入見送りに伴い、当初記述式問題を含めて１００分としていた試験時間をセンター試験同様８０分に変更。

【「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・Ａ」】

記述式問題の導入は見送るが、センター試験から１０分延ばして７０分とするとしていた試験時間はそのまま。

出題科目	解答方法等	試験時間および配点
国語	マーク式のみ	８０分　２００点
「数学Ⅰ」 「数学Ⅰ・Ａ」	マーク式のみ	７０分　１００点

 

 

上記の変更点と合わせて、『令和３年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト問題作成方針』の修正版も発表されました。

問題作成の方針については、記述式問題がなくなる点以外は、２０１７年・２０１８年の大学入学共通テストのプレテストで出題された通り、「思考力・判断力・（表現力）」を問う出題方式のままとなるようです（記述式問題によって表現力を評価する予定だった）。英語についても、民間検定試験の導入は見送りましたが、当初の発表の通り「リスニングの配点を上げリーディングとリスニングを100点ずつとする」方針のままとなります。

 

 

現高校２年生のみなさん、また現高校３年生で来年に再チャレンジを考えている皆さん、ついに大学入学共通テストの実施まで１年を切りました。ここから本格的に大学受験に向けた長距離マラソンが始まります。

高校によってはまだまだ受験モードの雰囲気になっていない高校も少なくないと思いますが、本気で大学受験に賭けている高校生や他県の進学校の高校生はすでに走り始めています。先日まで高校３年生が中心だったＫＡＴＥＫＹＯの自習スペースの顔ぶれも、日に日に高校２年生へと移りつつあります。

周囲はもう動き出しています！部活動を引退してから動き出すのでは明らかに後れを取りますし演習時間という視点でみても間に合いません。しかも来年度は「大学入学共通テストの初年度」です。今からできる準備を１つ１つ行い、来年の冬に焦るようなことのないようにコツコツ進めましょう。

 

ＫＡＴＥＫＹＯのシステムは、「プロ教師」による「完全マンツーマン指導」ですので、生徒さん一人ひとりの状況に合わせて授業を行います。

学習方法で困っている方は、ぜひお問合せください。

 

 

 

➤「大学入学共通テスト」対策について

 

➤大学入学共通テストの出題方法等の変更について（大学入試センター　リンク）

 

➤共通テスト　プレテスト問題（大学入試センター　リンク）