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大学入学共通テスト 国語・数学 記述式 見送りへ【KATEKYO 長野県】

2021年度に実施予定となっていた大学入学共通テストでの国語と数学の記述式問題について、政府は見送る方向で最終調整に入りました。記述式も見送りとなれば、大学入試改革の目玉となっていた二大施策が両方ともなくなることになります。

 

記述式試験の導入にあたっては、過去2回プレテストという形式で問題を発表していましたが、その内容について多くの批判的な意見が相次いでいました。

国語の記述式問題については、当初一般的な記述式問題を想定していましたが、実際にプレテストを受験した生徒の正答率の低さやあまりに解答が多種になってしまったことから、条件付き記述(書き出しの指定、文字数の指定、段落数の指定など)と変更になりました。また、記述式になったことでの「自己採点の難しさ」も問題点として指摘されていました。

一方、数学の記述式については、当初問題の解法を記述する「文章記述」を想定していましたが、国語同様正答率の低さが顕著だったため、初年度については「数式を記述するのみ」という発表がされていました。

 

この結果を経て、受験生からは「センター試験と変わらない」という意見が出てきていますが、共通テストになることで、センター試験と比較し出題の傾向が大きく変わる科目もあります。

高校3年生の皆さんは、各科目の変更点をしっかり確認し、1年後に向けて準備を進めてください。

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