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大学入学共通テスト 英語民間試験活用延期へ【KATEKYO 長野県】
2021年度に実施予定となっていた、大学入学共通テストでの英語民間試験が延期されることが発表されました。
本日の発表では「2024年度をめどに延期」ということですが、それによって現中学1年生は「長野県公立高校入試改革」「学習指導要領改訂(英語問題)」「大学入試共通テスト本格実施」に加え「英語四技能民間認定試験本格実施」という負担がのしかかることとなりました。
現高校2年生の皆さんは、延期になったことを喜ぶのではなく、準備を進めていた生徒さんもいると思いますのでこの機会に英語の民間試験を受験してみてください。
近年、私立大学を中心に「英語資格試験利用入試」の実施大学が急増しています。その数は、2016年には50校のみでしたが、2019年は187校となっています。
「英語資格試験利用入試」はある一定の級やスコアをもっていることで、「受験資格」「入試得点に加点」「受験科目の免除」など様々なメリットが付与される受験方法です。例として「入試得点の加点」で見ると、ある大学では「英検準1級を取得している生徒は、試験当日の英語試験を満点換算する」としています。英検準1級を持っているだけで満点になるということで、受験生からすれば入試本番の負担減になる入試方式となっています。
以上のことから、せっかくここまで準備をしてきたのであれば、『チャレンジすることも損ではない』と考えます。英語の民間試験は大学入学後や社会人になってからも活用できるものです。ぜひチャレンジしてハイスコアを目指してください!
また、現中学1年生の皆さんは結果的に負担が増えることになってしまいました。とはいえまだ先の話ですので準備期間は十分にあります!
目の前にある勉強だけではなく、将来を見て学習することを意識してください。また、英語資格試験についても積極的に受験するように進めてください。
難関大学を目指す上での英検取得目安は「中3で準2級取得、高2で準1級取得」です。