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令和6年度 長野県高校入試 傾向と対策(英語)

令和5年度3月7日(火)実施の長野県高校入試後期選抜の傾向分析をしました。
今回は英語です。

令和6年度3月6日(水)実施の長野県高校入試後期選抜の傾向分析をしました。

今回は英語です。

【問1】 リスニング 配点:20点

(1)絵を見て答える問題

(2)短い会話と車内放送を聞いて質問に答える問題

(3)2人の会話を聞いて正しいものを選択する問題

(4)農業体験に関する事前説明を聞いて単語の穴埋めをする問題

出題傾向は昨年から大きな変化はありませんでした。設問数は10問から9問に減少しました。また、(3)では資料と関連させて解く問題が減り、負担が軽減されました。(4)では音声から必要な単語を聞き取る問題でしたが、比較的聞き取りやすい単語であったため正答率も高かったのではないでしょうか。近年のリスニングでは日常生活と強く結びついた会話が出題されています。会話が行われている場面と状況をいち早く、正確に把握する能力がより一層必要とされていきます。資料との関連問題が減り、設問数も減ったことにより、難易度は易化したと考えられます。

【問2】 対話文・英作文 配点:29点

設問数が昨年よりも2問減り、9問になりました。

Ⅰの(2)a問題では、現在完了と過去形の違いを明確に理解しておく必要がありました。文法の形を暗記するだけでなく、文法が持つ本質的な意味の理解が求められます。(2)b問題では一般動詞の疑問文の作り方が問われました。英語の基礎力が問われた問題でした。

(3)の作文は、アドバイスを使うことができたため、英語の型が浮かびやすく、昨年よりも書きやすくなりました。

Ⅱは調査資料とイベントのポスターから必要な情報を読み取る問題でした。難しい読み取り問題ではなく、内容も難しくありませんでした。資料読み取りの演習を重ねてきた受験生は容易に正答できた問題だったと思います。

【問3】 複合文の読解 配点:27点

昨年では問4に置かれていた複合文読解が問3に変更になりました。

設問数は1問減少し、合計8問になりました。「私たちの地域の祭り」というテーマで、3人の学生が自身の出身地の祭りについて紹介している内容です。昨年から複文の数は1つ減少し、3つになりました。(1)では文章の主張を捉える必要があり、英文構造を意識しながら読む必要性が高まっています。(3)は「事実と考え」を分けて考える問題でした。この問題は共通テストの「FactとOpinion」問題に類似しており、高校受験と大学受験の繋がりが強まっていると感じます。(6)では昨年同様の20語以上の英作文が出題されており、配点は8点でした。高得点を目指す上位の生徒は得点しておきたい問題です。

【問4】 長文読解 配点:27点

昨年では問3に置かれていた長文読解ですが、今年は問4に変更になりました。

設問数は昨年と同様の7問であり、配点も27点と変更はありませんでした。『蚊取り線香の発明』がテーマであり、日常生活とも関連性のある話題でした。「自然な流れに文章を並べ替える」問題がなくなり、代わりに新傾向の問題に置き換わっています。「1年4ヶ月後」や「7年後」などの時系列を捉え、自分で年数を計算するといった新傾向の問題です。この形式は共通テストでも類似したものが出題されていることから、やはり大学受験との連携の強まりを感じます。

【総括と来年に向けた対策】

・問3の複文の数が1つ減少したことや、問4の文章の並べ替え問題が減少したことにより、昨年よりも難易度は易化したでしょう。しかし、「文章の主張を捉える」「事実と考えを分ける」「年代を時系列で理解する」などの新傾向の問題が複数出題されました。英語を何となく読むのではなく、構造までを理解しながら読む能力を高める必要があります。

・高得点を狙うためには「速読力」は必須です。文法と単語で基礎を固めた後は、「多読多聴」によって、英語に触れる時間を増やしていくことが大切です。また、新傾向が出題されても難なく対応できる能力作りとして、長野県の過去問とともに他県の過去問も解いておくと良いでしょう。

・今年は出題されませんでしたが、SDGsに関する長文問題が出題されていく可能性は高いです。SDGsに関する長文問題を解いていく中で、背景知識をインプットしていきましょう。背景知識があると、英文も読みやすくなり、速読に繋がります。

・平均点を超えていきたい受験生は、まずは英単語の暗記量を増やしましょう。単語の暗記なくして、英語が読めることはありません。単語帳を1冊購入し、その1冊を完璧に仕上げることで、確実に英語を理解できるようになっていきます。毎日コツコツと継続して覚えていきましょう。


▶令和6年度後期選抜学力検査問題(教育委員会HP)

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