上田駅前校
シャドーイング(Shadowing)のススメ【KATEKYO 上田駅前校】
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上田市、東御市、坂城町、
長和町、青木村のみなさんへ
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みなさんこんにちは。KATEKYO 上田駅前校の柳沢です。
今年度から始まる大学入試改革の目玉の一つとして、『共通テストの英語配点の変更』が挙げられます。
英語の配点が リーディング100点 : リスニング100点 の1:1となります。もちろんこの配点比率がそのまま運用されるわけではなく、各大学(学部)の方針で配点比率は決定します。しかし、今回の大学入試改革を機に国公立大学では3割近い大学が配点比率1:1を採用しており、また今後リスニングと英語コミュニケーション能力を重視する流れは加速すると思われます。
では、そのリスニングの勉強をどうするか?という相談を良く受けるのですが、お手軽で有効な方法として『シャドーイング(Shadowing)』をオススメしています。
シャドーイングとは
シャドーイングとは読んで字の通り、影(Shadow)のごとく、聞いた英文のすぐ後ろを追いかけて発音する訓練です。『リピート』と『シャドーイング』を混在させてしまっている生徒さんもいますが、リピートは『英文を聞き終えてから真似をする』。シャドーイングは『聞いている最中にどんどん追いかけていく』という大きな違いがあります。シャドーイングは『聞きながら発音する技術』が求められるので、訓練していく中で「リスニング力」だけにとどまらず、「スピーキング力」や「語彙力」、さらにネイティヴスピーカーの「発音」・「強弱」・「文節」・「テンポ」なども身につけることが可能となります。
シャドーイングの方法
では、シャドーイングをどのように行えばよいか。以下の内容を参考にしてください。
0、教材選び
教材選びをする上でまず大事なことは、自分のレベルに合ったものを選ぶことが重要になります。さらにもう1点、絶対抑えるべきは「リスニングスクリプトがあるもの」を選んでください。リスニングスクリプトとはリスニング教材の台本です。スプリクトがない状況でシャドーイングを行っても、「聞き取れない文章が聞き取れないまま」となってしまい、効率は上がりません。教材購入時にはまずスクリプトに目を通し「無理のない内容か」「あまりにも知らない単語が並びすぎていないか」「興味が持てる文章か」などを確認して購入しましょう。
1、音読
教材を購入してさっそくシャドーイングを…というわけには行きません。まずはスクリプトをしっかり音読するところからスタートです。いきなり何も見ずにシャドーイングができるのであればそもそもシャドーイングをする必要はないですからね。しっかり、文章を音読(黙読じゃだめですよ)し、知らない単語などがあったら調べ、スクリプトの内容をしっかり頭にいれてください。ちなみに音読の回数についてですが、予備校講師や塾講師によって考えは様々ですが、20回程度が理想であるという意見が多いようです。確かにそれくらい読み込まないと頭には入ってこないですよね。
2、シャドーイング
スクリプトを20回音読したら、ここでいよいよシャドーイングのスタートです。音読をしっかりしていればリスニングの内容がどんどん頭に流れ込んでくると思うので、流れ込んできた英文をそのまま真似をしてください。ここでポイント!シャドーイングは「外国人になりきること」が重要です。恥ずがしがっているといつまでたっても上達しません。上記の通り、ネイティヴスピーカーの「発音」や「間」をそのまま真似することが上達への近道です。口の筋肉を動かし、表情豊かに、しっかり声をだして練習しましょう。
3、録音
上記の1と2を繰り返してシャドーイングに慣れてきたら自分のシャドーイングを録音してみましょう。人間、しっかりできていると思っていても客観的に見ると意外とできていないものです。最近は録音アプリもあるので、録音したものをスクリプトを見ながら客観的に確認して、精度を高めてください。
以上がシャドーイングの方法です。
訓練する中で少しシャドーイングができるようになったらすぐ難しい教材に手を出したくなってしまうかもしれません。しかしまずはひとつの教材を完璧になるまで繰り返し訓練してください。1冊マスターしたときにはきっと驚くほどリスニング力が上達していると思います。
KATEKYOでは、ただ1対1で授業を教えるだけではなく、生徒さん一人ひとりの状況を見極めて学習方法のアドバイスも行っています。まだご入会されていない方で勉強方法に困っている方、是非一度KATEKYOに面談にいらしてください。KATEKYOは変わりたい!成績を上げたい!というみなさんを応援します!
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