上田駅前校
日本で初めてのイエナプランスクール認定校 大日向小学校【ＫＡＴＥＫＹＯ 上田駅前校／長野県家庭教師協会】
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上田市、東御市、坂城町、
長和町、青木村のみなさんへ
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１月２３日、南佐久郡佐久穂町にある「学校法人 茂来学園 大日向小学校」を見学する機会をいただきました。
この大日向小学校は日本で初めてのイエナプランスクール認定校として、2019年4月に開校しました。
大日向小学校は、いわゆる一条校（学校教育法第一条に挙げられた学校）としての
大日向小学校には『誰もが、豊かに、そして幸せに生きることのできる世界をつくる』という建学の精神があります。この見学の精神を達成するためにイエナプラン教育のコンセプトを取り入れている小学校が大日向小学校です。
イエナプラン教育はもともとドイツで発祥し、オランダで急速に拡大しました。この大日向小学校の教育方針は、オランダの教育をそのまま日本に持ってくるという教育方針ではありません。イエナプラン教育をコンセプトとし、そこに日本の良いところを取り入れ、佐久穂町という土地で『町ぐるみの学校』として運営をしています。
今回、短い時間ではありましたが見学をさせていただいて感じたことは、大日向小学校は「子どもたちが自分で考え、自主性をもって取り組める環境である」ということです。
大日向小学校は２０１９年４月開校ですので、まだ開校から１年経過していません。しかし、現在、大日向小学校に通っている子どもたちは、自分自身で学習する内容を考え、与えられた時間の中でしっかりそれに取り組んでいます（公立の小学校のように１から１０まで学校の先生が指示を出さなくとも、しっかり環境に順応し課題に対して積極的に取り組むことができています）。これが今、教育現場で求められている本当の意味での『思考力・判断力・表現力』であると思いました。
今、教育現場では「より良い学校教育を通じて、より良い社会を創生する」というテーマのもと、受験改革や指導要領改訂を行っています。しかし、結局は学歴や成績重視の学校教育になってしまっているのでは、という矛盾も抱えている状況です。社会的な地位や名誉が全てではなく、「自分の長所や短所を知りそれを伸ばす努力をし」「他者を尊敬し」「その上で自分がいる環境を大事にし学んでいく」ことができることが、より良い社会を創生するためには必要なことではないかと気付かされた今回の学校見学でした。
最後に
今回の記事については、私の個人的な意見が含まれているものです。
ご自身のお子様のために「大日向小学校に関心がある」「イエナプラン教育とはどのような教育なのか」「実際の教育現場を見てみたい」という方は、一度見学に行かれることを強くおすすめします。春以降、『入学希望者向けの学校見学プログラム』も行う予定とのことです。