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長野県公立高校入試 新選抜制度(案)発表【KATEKYO 上田駅前校】

2019年03月28日

本日の長野県教育委員会の定例会議で、長野県公立高校入試の新選抜制度(案)が発表されました。

今回の新選抜制度導入の狙いは

(1)新しい学習指導要領に即して、学力や多様な資質・能力を伸ばすことにつなげる。

⇒中学校での授業への取り組みに加え、様々な学びや活動の成果を幅広く評価し、受検生の持つ多様な資質・能力を評価する。

(2)自分らしく学ぶ高校を選択するために、志望校の特色をわかりやすくする

⇒各高校の特色や、どのような生徒を待っているかを示し、それに基づいた選抜を実施する。

(3)目指す高校への挑戦を応援する

⇒すべての高校において2回の受検機会がある選抜もしくは、1回の受検で2つの異なる基準のある選抜を実施する。

となっています。

 

今後、指導要領の改訂や大学入試改革に向けた流れの中で、従来の学習方法とは異なった視点での学習が必要になります。

異なった視点での学習とは、例えば、「従来の知識・技能の習得だけではなく、思考力・判断力・表現力を伸ばす学習」や「他動的な学びではなく、自ら探求して積極的に取り組む自動的な学び」などです。この新選抜制度は3月時点で小学6年生(新しく中学1年生になる学年)が高校受験をするときに実施されます。すでに今年の高校入試でも、知識だけではなく思考力や表現力を問う設問が増えています。今後もこの傾向は続くと思われるので、新中学1年生に限らず現行の高校受験を行う新中学2年生や新中学3年生も主体的に学習に取り組むようにしましょう。

 

 

【変更点まとめ】

<前期選抜>

・従来の選抜内容は「面接」と「調査書」だったが、改正後は「学力検査(5教科200点満点)」、「調査書」、「その他の検査」を実施する。

・学力検査は「学力検査Ⅰ」と「学力検査Ⅱ」の2種類を実施。

・「その他の検査」は、面接・実技、学校独自の学力検査などから各校が設定する(例として、英作文、理数分野の研究発表の実績、調査書内の「生徒会活動や校外活動など実績」 等)。

・「学力検査Ⅰ」は国語・社会・英語(リスニングテスト除く)の3教科を出題(45分、120点)。

・「学力検査Ⅱ」は数学・理科の2教科を出題(30分、80点)

<後期選抜>

・「学力検査」「調査書」に加え、「その他の検査」を実施する。「その他の検査」の内容は、前期選抜と同様。

・選抜方法は、全高校共通の枠組みの「A基準」と各高校の独自性を重視した「B基準」を実施する。

・「A基準」による選抜は、すべての高校で実施する。「B基準」による選抜は、後期選抜のみを行う高校において実施する(前期選抜を実施する高校ではB基準は実施しない)

・「A基準」は従来通り、5教科500点満点の学力検査、9教科の評定、また新しく追加になる「その他の検査」で選抜を行う。

・「B基準」は各校の特色に基づき各校で決定。

例1:学力検査は5教科のうち数学・理科の配点を2倍配点とする。調査書も数学と理科の評定を2倍とする。

例2:学力検査は国・社・英の3教科300点満点とする。調査書は英語の評定を2倍とする。

 

※あくまでもこれは案なので、今後のパブリックコメントの中で変更となる可能性があります。

 

☑長野県教育委員会 新制度(案)リンク