須坂駅前校
新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応指針
新型コロナウイルスの感染拡大防止に関し、「来月2日から全国すべての小・中学校、高校などについて、春休みまで臨時休校とするよう要請する」考えが示されました。あわせて、厚生労働省から「保育所と学童施設に対しては“感染の予防に留意した上で、原則として開所する」という要請が出されました。
KATEKYO学院・長野県家庭教師協会では、将来を担う青少年の学びの場を提供する社会的使命を果たすことを第一に考え、生徒・保護者様に出来ることを検討してまいりました。学校が突然休みになり、様々な不安を持たれている生徒・保護者様が多数いらっしゃいます。そのような実情と社会動向とを併せ検討の結果、通常授業を継続することといたしました。感染拡大防止の最重要局面であるという政府見解に基づき、生徒・保護者様・従業員の安全を最優先して以下の対策を実施します。
Ⅰ 教室の運営について
・厚生労働省の要請に応じて、原則として開校・通常授業を継続いたします
(一部授業を変更する場合がございます)
・感染等の不安のため、授業をお休みしたい場合は、担当の先生か教務課までご連絡ください
自宅指導(家庭教師)への切り替えも受け付けております。随時ご相談ください
・少人数(集団)授業開催については授業内容を踏まえ、個別に判断いたします
・開室時間については通常より短縮する場合があります
・政府または行政機関からの要請が出た場合等、 今後の状況により一定期間休校等の措置を講じる場合があります
Ⅱ 教室での感染拡大防止対策
・生徒に感染の疑いがある症状が出ている場合は、通塾停止・入室禁止とします
指導については延期し後日振替授業をいたします
・生徒のご同居人に感染の疑いがある症状が出ている場合は、
体温測定などの症状観測をしていただくようお願いします
・生徒のご同居人が感染した場合は、指導を延期し後日振替授業をいたします
・生徒・教室スタッフが感染した場合は、自治体・医療機関の指示に従いながら、教室は休校といたします
・実施予定のイベントについては、規模・時期などを鑑み、イベントごとに中止・延期、または規模を縮小して開催し、
感染拡大防止対策を十分に取る対応を図ります
・近隣の学校・施設で感染者が発生した場合も行政から特段指示ある場合を除き,特別な対応は行いません。なお,教室はすべて通常通り開校します
・生徒の通う学校・施設において、感染者が発生した場合は当該教室に通う生徒を「入室禁止」とします
Ⅲ 教師・教務スタッフに対する対応
・新型コロナウイルスに関する基礎知識を周知し、感染拡大防止に努めます
・日常生活における注意事項を徹底する(手洗い徹底・人込みを避けた生活等)
・教師・スタッフが発症がした場合は「出勤停止」とする
ただし,教育相談を服務受付業務については,施設内の消毒等を行った上で,対応する
・気管支症状や37.5℃以上の発熱が続いている場合は、同様に休講とし授業は別日に振替える
・家族・同居人が感染した場合は、自治体や医療機関の指示に従い、休暇とする
・不特定多数が参加するイベントには参加しない
Ⅳ 通塾・出勤・入室禁止期間、休校期間について
(1)当該期間は,いずれも医療機関受診により感染していることが確定した日を「0日」とし,
翌日から起算し「14日間」を原則とする
(2)休校期間中は,施設内の消毒および衛生管理を行う
(3)自宅待機者及び、教室休校時には自宅指導(家庭教師)を行う・・・(随時ご相談ください)
Ⅴ 感染予防および対応
新型コロナウイルスは飛沫および接触でヒト−ヒト感染を起こすと考えられています。
国内での感染をできる限り抑えることが重要な段階になっています。
感染対策上重要なのは、まず呼吸器衛生/咳エチケットを含む標準予防策の徹底です。
引き続き,以下の点を徹底いただきますようお願いいたします。
- 入室時、石けんやハンドソープを使った丁寧な手洗いを行ってください
それができない場合、設置されている消毒用アルコールをお使いください
- 発熱や風邪の症状がみられる場合には、無理をせず休養しましょう
- 基本的な感染症対策(手洗い,うがい,咳エチケットなど)の徹底
- 自身の免疫力を高める(十分な睡眠,適度な運動,バランスの取れた食事等)
- 発熱等、風邪の症状がみられるときは無理せず自宅で休養する
- 次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」や長野県の「相談窓口」に相談する
・風邪の症状や 37.5℃以上の発熱が4日以上続いている
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含む)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
・基礎疾患等がある方は、上の症状が2日程度続く場合
Ⅵ マスク・アルコール等の備品について
現在マスク入手が非常に困難になっておりますが、極力着用してご通塾ください。
ハンカチ・タオルなどの代用でも構いませんので、咳エチケットを守ってください。
入室時は消毒用アルコールを使用してください。
欠品している場合は大変申し訳ありませんが、教室入室後に手洗いをお願いいたします。
手洗い後はペーパータオルをお使いください。
【マスクの使用に関して】
・マスクが不足している間は、健康な場合にはマスクは必ずしも必要ないが、自身が咳などの呼吸器症状のある時はマスクを必ず着用する
・口と鼻を注意深くマスクで覆い、顔とマスクの隙間を最小限にするようぴったり装着する
・マスクの使用中はマスクの表面に触れることを避け、外す時はヒモを持って外す
・使用したマスクに接触した時(例えばマスクを外した時など)は、石鹸水、あるいはアルコールベースの消毒法(皮膚清浄綿、ウェットティッシュ、すりこみ式製剤など)を用いて手指の消毒を行う
【マスク・消毒液の供給量★ 経済産業省からのお知らせリンク】
▶マスクや消毒液の状況 ~不足を解消するために官民連携して対応中です~
Ⅶ 学校休校中のサポート指導について
学校の休校ならびに春休みに伴い、多くの課題が各学校から出されたり、自主学習が必要な状況が生じると想定されます。
通常指導では学年末履修範囲の自主学習のサポートもいたしますのでお任せください。
【コロナウイルスについての情報】
★コロナウイルスとは
発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、人に感染を起こすものは6 種類あることが分かっています。そのうち、中東呼吸器症候群(MERS)や 重症急性呼吸器症候群(SARS)などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイ ルスも含まれています。それ以外の4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の 10~15%(流行期は 35%)を占めます。
★潜伏期間
世界保健機関(WHO)のQ&Aによれば、現時点の潜伏期間は1-12.5日(多くは5-6日)とされており、また、他のコロナウイルスの情報などから、感染者は14日間の健康状態の観察が推奨されています。
★感染経路
現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
①飛沫感染
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※主な感染場所:学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所
②接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。他者がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
★対策・ウイルスの不活性化について
一般的な衛生対策として、咳エチケットや手洗い、アルコール消毒などを行ないましょう。
手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。
専門家によると、アルコール消毒液がなくても、「せっけん」や「家庭用の中性洗剤」に含まれる「界面活性剤」に期待ができるそうです。「新型コロナウイルス」は、「SARSウイルス」とよく似ていて、共通して「エンベロープ」という「脂質の膜」があります。アルコールは、この「エンベロープ」を壊して、ウイルスの感染力を無くしますが、「SARSウイルス」には、「界面活性剤」で同じ効果が確認できたと、国立感染症研究所が発表しています。今回の「新型コロナウイルス」では、まだ実験で確認されてはいませんが、同様の効果が期待できるということです。
(NHK あさいち3月2日 「新型コロナウイルス いま知りたいこと」より) http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/200302/1.html
【参考リンク】
日本感染症学会 http://www.kans
厚生労働省 https://www.mhl
新型コロナウイルスに関しては政府方針・社会状況など日々アップデートされるため、
情報に注視しながら都度必要な対応にいたしますので随時追加・変更となる可能性があります。
事態が収束し、皆さんが安心して学習できる日を一刻も早く迎えられることをスタッフ一同、心より願っております。