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長野県公立高校入試 学力検査出題範囲縮小について【KATEKYO 運動公園前校】

長野市

北信地区の皆さまへ

 

先日実施された長野県教育委員会の定例会議の中で、現中学3年生が受験する公立高校入試 学力検査の出題範囲を、『中学3年生の12月までに学ぶ内容に縮小する』と発表しました。

 

出題から除外される内容は

国語:書写

数学:三平方の定理、標本調査

社会:市場の動きと経済、世界平和と人類の福祉の増大、よりよい社会を目指して

理科:エネルギーの移り変わり、エネルギーの保存、月の満ち欠け、日食と月食、地球と私たちの未来のために

英語:3学期に習う予定の新出語句

となっています。

 

中学3年生の中には「出題範囲が減ってラッキー」と思っている生徒さんもいると思います。しかし、以前こちらの記事で記載しましたが、中学3年の後半に学ぶ範囲は非常に重要な単元が多いため、遅かれ早かれ定着しておく必要があります。受験が終わったら「新研究」や「整理と対策」などの学校用教材を使用して自分自身でしっかり基礎を固めておくようにしましょう。

 

 

また、ここからはあくまで私の主観ですが、除外された範囲を受験レベルの学習をせず、高校へ進学すると、高校での学習から大学入試まで、かなりの支障をきたすことにつながります。

特に数学では、三平方の定理を受験レベルの勉強をせずに高校数学に臨むのは、非常に危険です。

 

他の都道府県は縮小内容が異なる場合もありますし、そもそも縮小しないと明言している県もあります。

つまり今年度の高校入試は、地域によって出題範囲の格差が生じることになります。

学力の地域格差が生まれることになる、これは非常に問題だと思います。

この学力格差は3年後の大学入試に間違いなく影響を及ぼしてきます。

 

ここから学校は、試験範囲でなくとも、中学3年生の範囲は確実に終わらせないといけないので予定しているペースで学習を進めると思います。

なので受験対策の授業時間での確保は難しいです。

KATEKYOは、個別指導ではなく『かけもちなし』の『完全マンツーマン授業』ですので、受験前の追い込みは得意としています。ただ、得意と言ってもギリギリの駆け込みでは打つ手がないこともあります。まずは、KATEKYOの教育相談で状況を確認させてください。

 

 

❑長野県教育委員会 高校入試出題範囲について(リンク)

 

❏長野県教育委員会 令和3年度 長野県立高校入学者選抜要項(リンク)

 

 


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