長野大通り校
センター試験英語の対策
皆さん、こんにちは。
いよいよセンター試験まで、残り4ヶ月を切りました。
今回は、センター英語のポイントを少し紹介したいと思います。
~センター英語最大の障壁~
間違いなく、試験時間に対して、文量が多いことでしょう。4000語を超える文量での出題となっています。
さらに、問題数も50を超えます。
80分という限られた時間の中で読んで、内容を理解して、設問に答えるには、十分な時間とは言えません。
かなりのスピードが求められます。
~傾向と対策~
今回は、センター試験第6問を例に見てみましょう。
例年、6~7段落構成で、語数も600語程度になる長文です。配点も36点と、高く設定されています。
例えば、以下のような問題が出題されます。
問1 According to paragraph (1), which of the following statements is true?
問2 In paragraph(2), the author says that ☐.
全て四択になり、本文の内容に最も適したものを選びます。
前述の通り、時間が足りなくなりやすいので、全てを精読している余裕はありません。
最小の労力で、本文の趣旨をざっくりと捉える必要があります。
そこで、まずはB問題から解いてみましょう。
「えっ、A問題を飛ばしていきなりB問題から?」と思うかもしれませんね。
ですが、B問題から解くと、非常に効率よく解けるのです。
B問題は、各段落の要旨を答える問題で、4つの選択肢から1つずつ選択します。
つまり、4つの選択肢が、必ずどこかの段落の要旨になっています。
誤った内容が書かれた文が1つもないのです。
また、各段落の要旨は、段落の最初の1~2文と最後の1~2文に書くことが多いので、
このことを活かすと、B問題を簡単に素早く解けることがあります。
そして、B問題が全て終わったら、A問題に移ります。
ここで、B問題の要旨を利用しましょう。
設問が、According to paragraph (4)~となっていたら、まずは第4段落の要旨を確認しましょう。
これだけで、段落の内容を大雑把に把握できているので、回答の根拠を探しやすくなります。
これらを駆使すれば、かなり速く読めるようになります。
英語の対策に行き詰ってきたり、伸び悩んでいる場合、是非試してください。