長野大通り校

中学2年生の2学期こそ大事に!!

皆さん、こんにちは。

 

2学期の学習がスタートして、1学期の内容よりも、難しくなったと感じている人は少なくないと思います。

特に、中学2年生が一番実感しているのではないでしょうか。

しかし、この2学期が一番の踏ん張りどころです。

というのも、高校入試で出題されやすい単元が、この中学2年生の2学期に習う単元だからです。

出題範囲が広く、内容が難しいものが多いです。今から受験を見据えて学習していく必要があります。

 

国語は「用言の活用」を学習します。これを機に、文法を深く考えていかなければならなくなります。

また、多くの学校が「平家物語」を学習します。近年の高校入試で出題されている古文の難易度を考えると、

高校の古典の知識もあった方が有利になります。そこで、比較的読みやすいこの作品を用いて、文法を予習すると、非常に効果的です。

 

数学は「一次関数」を学習します。進度が早い学校は「平行と合同」も学習します。

いずれも、高校入試において必須の知識になります。

特に「一次関数」は、高校入試の関数問題で最頻出単元となります。また、難易度もかなり高く設定されます。

この2学期中に基礎を身につけておきましょう。

 

英語は「不定詞」、「動名詞」、「SVC」、「SVOO」を学習し、進度が早ければ「比較」まで入ります。

全て、読解には欠かせない単元です。特に不定詞は、中学3年生でも更に深い内容で再登場するため、最重要単元となります。

また、SVC,SVOOは「文型」とも呼ばれる、英文の基本構造の一つです。難解な文ほど、文型を頼りに解決の糸口を探します。

中学3年生で、もう一つ文型が登場しますが、高校英語になっても、必要になる知識です。

実は、既に「SV]「SVO」と呼ばれる文型が登場しています。併せて復習しましょう。

 

社会の歴史は、江戸時代後半から明治時代を学習します。開国からわずか60年弱の間に様々な出来事がありました。

当然、覚えなければならないことが多く、時代の流れをしっかりとつかまないと、点数が取りにくくなります。

地理では、日本の各地方について学習します。気候、産業、人々の暮らし、私たちの生活に直接関連することを学びます。

また、多くの資料を目にします。その資料から何が分かるのか。それを、自分の言葉で説明できるようにしましょう

近年の高校入試では、資料を読み、そこから考えられることを記述する問題が多数出題されています。

 

理科はほとんどの学校で「動物の体のつくりとはたらき」、「動物の分類」を学習します。

目や耳など、体の各器官の細かい部分の名称、消化の仕組みなど、暗記事項が非常に多くあります。

ただ名称を暗記するだけでなく、記述問題の対策も必須になります。

そして、生物単元以外にも、「電流」を学習する学校と「天気の変化」を学習する学校があります。

どちらも、細かい計算問題があります。

特に、電流の単元では、いくつも公式が登場します。いつ、どの公式を使うのか。パターンプラクティスをしっかりと行いましょう。

 

近年の高校入試では、設問文が非常に長く、表やグラフが多数登場するため、それだけでかなり難しく見えます。

まずは、「何を問われているのか」を、正確に理解しましょう。

高校入試の変化に伴い、多くの中学校のテストが、既に同じような形に変化してきています。

問題を見た瞬間に嫌になることもあると思います。それでも、少し視点を変えると、糸口をつかめる場合があります。

 

手ごわい単元が多いですが、高校入試に直結する力を養う絶好の機会です。

たくさん練習をして、難しい問題に慣れていきましょう。

 

 

 

 

 

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