長野駅東口校
長野県高校入試 傾向分析2019(社会)【KATEKYO学院 長野駅東口校】
3月6日に実施された長野県高校入試後期選抜の傾向分析をしました。
本日は社会です。
〈社会〉
問題数は前年が43題でしたが36題へ減少しました。しかし、地理、歴史、公民の資料の量が増え大変に感じました。
昨年度からの変更点として、選択問題において「すべて選べ」がなくなりました。「1つずつ選べ」や「2つ選べ」に変更され、配点基準が明確化されたと思います。
文章の記述問題が12題から8題へ減少、用語記述問題も4題から2題へ減少しました。さらに、県名を答える問題では今までは書かせる問題でしたが、県の場所を選ばせる問題に変更されていました。問題に資料や文章が増え、読み取ることが大変になったところへの配慮ではないでしょうか?しかしながら、処理のスピードが遅くなってしまうと時間が不足してしまう傾向にあると思います。
複合問題は4題から2題に減少しましたが、字数が60字から80字でまとめて意見を書く出題から、問題点と解決策それぞれを40字から60字で書く出題に変更されました。要するに、ただ知識があっても答えられない問題であったと思います。知識があることと資料の読み取れることは前提で、自分の意見を字数内にまとめる論理力も必要になります。ここは国語でも問われるところですね。
問3、問4はKATEKYOの先生が恐らく出題されるのではないかと予想している分野でした。実際に、グループレッスンを受けていた生徒は答えられたかと思います。社会は暗記科目に捉えられておりますが、用語を暗記しているだけでは通用しなくなってきています。意味までしっかり覚え、決められた文字数で説明できるよう、多くの問題を演習しておきたいですね。
本日、理科の分析も発表させていただきたかったのですが、長くなってしまったので明日にします。