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長野県高校入試 傾向分析2019(国語)【KATEKYO学院 長野駅東口校】

3月6日に長野県高校入試後期選抜が実施されました。

問題内容が公開されたため、傾向分析しました。

 

まずは国語からです。

 

【問一】 〈論説文〉

一昨年に近い問題でした。2つの文章をもとに自分の考えや関連付けて読むことが必要な問題でした。文章の内容は比較的読みやすいものです。読みやすい問題であるからこそ、これらの力を持っていないと点数の差が大きく出てしまうと思います。

 

【問二】 〈適正的問題〉

パネルディスカッションを題材にした問題です。学校の授業でもパネルディスカッションをする機会が増えておりませんか?自分たちが主体的に対話をしながら学んでいくことが必要だからですよね。

この問二はその取り組みを題材にしたのですが、想像力や論理的思考力が必要な適正的な問題でした。

適正的問題の対策に向けて、問題集を斡旋する中学も増えています。これらの問題は国語だけでなく他教科でも出題され、早い段階での対策が必要です。

 

【問三】 〈古文〉

漢文は一問も出ませんでした。内容を読み取れてしまえば、比較的解きやすい問題ではありましたが、読み解くことに慣れていない生徒は大変であったと思います。しかしながら、難しいと思った問題も選択問題になっていて解答しやすい問題でした。

 

【問四】 〈漢字〉

例年問三で出題されていましたが問四になりました。選択問題3問ということで易しい問題でした。100点でいきたいですね。

 

【問五】 〈小説文〉

時間軸のある小説でした。そこに惑わされなければ、これも読みやすい内容であったと思います。小説文は大学受験においても、ものすごく重要視されています。登場人物の心情を読み取ることができるかが問われますが、多くの生徒は主人公に感情移入してしまいます。全体像を捉え、客観的に登場人物の心情を読み解く力が必要です。難しいですよね。

 

 

今年度は、学校のテストで平均点くらいを取れている生徒なら解きやすい問題であったのではないでしょうか?

上位層の生徒にとっては、簡単なミスは出来なかった入試であると言えます。

国語の勉強はものすごく時間のかかる教科です。来年の後期選抜(3/10)まで1年切りました。新中学3年生は、論説文・小説文にも筋道を立てて答えられるように日常生活での意識を高めていく必要があると思います。今から対策を進めていきましょう。

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