松本本部校
【3分で解説】伸びる小学生が実践する勉強術②
松本市の皆さん。こんにちは!
勉強のゴールが明確な中学生と違って、何となく授業を受けて宿題をこなしているという小学生の生徒さんも多いのではないでしょうか。小学校の6年間で頭脳のトレーニングをしながら学習習慣を定着させておくことは今後の学生生活で重要になってきます。今回は伸びる小学生が実践する勉強術の2つ目を解説していくので参考にしてみてください!
「考える力」のトレーニング
近年、学校のテストや受験問題で記述式の問題が多く出題される傾向があります。記述式問題を解くためにはまず「考える力」が必要です。自分で考えながら疑問を持つ力、自分の考えを言葉で表現する力、抽象的な内容に具体例を挙げられる力を育てることで記述式問題を解くための思考力が身につけられます。
日頃の声がけが「考える力」を育てます
考える力は日頃の声がけでも育てていくことができます。ではどのような声がけがどんな力を育てられるのか見ていきましょう!
・疑問を育む言葉
「なぜ?」「どうして?」といった言葉は好奇心を刺激し、自ら考えることを促します。例としては、
なぜこの鳥はこんな色をしていると思う?
人間が空を飛べないのはどうして?
・自己表現を育む言葉
「どう思う?」「どんな気持ち?」といった言葉は語彙力を高め、自分の考えを相手に伝えることを促します。例としては、
今日の給食はどうだった?
この絵を書いているときはどんな気持ちだった?
・抽象化と具体化を促す言葉
「何が言いたいんだろう?」「どんな例があるの?」「共通点はあるかな?」といった言葉は抽象的な概念を理解して、具体例を挙げることを促します。
この物語は何を伝えたいんだろう?
織田信長はどんな人だったと思う?どんな例がある?
この図形とあの図形どんな共通点がある?
まとめ
日常的な会話が問題を解くうえで重要な鍵になっており、今後学習していく中で役立つ能力を身につけることができます。もちろん無理強いはしてはいけません。答えがうまく出せなくても焦らずに楽しい会話で継続していきましょう。お子さんの年齢や理解度に合わせながら質問を変えていくのがコツです。
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