松本合庁前校
模試の活用法
毎年受験が近づいてくると、生徒さんや保護者の方から「模試の活用方法」について質問を受けることが多くなってきます。今回は有効的な模試の活用方法についてご説明します。
<模試は健康診断>
我々塾業界の人間がよくいうことではありますが、模試は「学力の健康診断」であると言われます。一般的な健康診断は「身体のどこかに悪いところはないか」を確認し、もし悪いところが見つかったら医師がその問題に対して適切な処方を行います。模試も全く同様です。模試の結果をみて、「しっかり学力が定着しているか」を確認し、もし定着していないところが見つかったらそこを復習ししっかり定着させることが必要です。模試は客観的に自分の力を見ることができるとても重要なツールです。
<模試で見るべきポイント>
模試の結果表が戻ってくると、皆さんはまず最初にどこを確認しますか?ほとんどの生徒さんが「志望校の判定」や「偏差値」を見ると思います。最終的に志望校を決定する上で志望校判定を確認するのは重要ですが、学力確認の時期(中3生なら夏~秋口、高校3年生なら春~夏)であれば、「設問別成績表」や「学力分析表」をまず確認してもらいたいところです。
<設問別成績表や学力分析表の活用>
「設問別成績表」や「学力分析表」では、”苦手な単元の洗い出し”を行うことができます。「全体正答率は高いのに間違っている問題はないか」「今の自分の立ち位置と模試の結果を比較して、実力相応の偏差値となっているか」「今何ができていなくて、何ができているのか」などを確認して、今後の実力アップに活かすことが重要です。
<今後の実力アップに活かすとは?>
一言で言ってしまえば「目標から逆算して、偏差値や点数を上げるための戦略を練る」ということです。1日の限られた時間の中でどの科目に力を入れて次の模試に備え最終的に受験に臨むかを見直すしてほしいのです。しかし、一度受験を経験している予備校生や浪人生ならまだしも、経験のない現役生にそれをやってと言ってもなかなか難しいというのも事実です。その点、KATEKYOでは「完全1対1」授業を行っているので、生徒さんの模試の結果を確認し「今何をすべきなのか、また現在の学習方法に間違いはないか」を確認します。中3生・高3生になると1日1日の使いが方がとても重要となります。日々を無駄に過ごさないように、KATEKYOの先生と一緒に模試の結果を確認し、合格を手中に収めましょう!