小諸駅前校
★大学入学共通テストに「情報」の教科追加検討へ【KATEKYO・小諸駅前校】
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のみなさんへ
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国立大 共通テストで「情報」の教科追加検討へ
2025年以降(現在の中学3年生以降)の国立大学入試で活用する大学入学共通テストの教科・科目について、国立大学協会が、従来の「5教科7科目」に新教科「情報」を加えた「6教科8科目」にて実施する案の検討が進められています。
プログラミング教育とは?
プログラミング教育は、2020年から小学校で、2021年からは中学校で始まっています。そして、高校では2022年度に共通必履修科目としてプログラミング「情報 Ⅰ」を新設することが決まっています。
現在、我々の日々の生活は、プログラミングや情報ネットワーク・データサイエンスなどから切っても切り離せない状況となっています。パソコンやタブレットに限らず、テレビやエアコンなどの電化製品にもコンピュータが内蔵され、その中にプログラムが組み込まれています。今回の情報の科目追加については、電化製品を動かすほどのプログラミングスキルを習得するということではありません。まずは「プログラミング、ネットワーク、情報セキュリティなどの基礎知識を身につける」こと。また、「コンピュータやパソコンなどの情報技術を活用して、問題解決能力を養う」ことが学習目標として上げられています。
プログラミング教育で「思考力・読解力」が身につく?
また、プログラミングを学ぶことは「思考力や読解力」を養うことにも繋がります。
プログラミングでは『ロジック(手順)や処理方法を考えること』が重要な要素として上げられます。「こうすれば、こうなる」という手順を思考することを繰り返すことで、自ずと思考力が養われていきます。
また、プログラミングは文章やデータ・情報の読解力向上という点にも効果的と言われています。コンピュータやパソコンには膨大な情報が収められていますが、それを活用できなければ宝の持ち腐れです。多くのデータの中から必要なデータを抽出し、活用していくという能力もプログラミング能力です。「情報」の教科は、ただコンピュータの勉強をするということではない可能性が多く含まれている教科となっています。
導入にあたっての賛否
今回の入試への導入に向け、「これからの時代には必要不可欠な知識・能力のため、当然の流れ」と評価する声もあるようですが、一方、「専門知識を持った教師が不足しているため、慎重に競技すべき」という声もでているようです。
いずれにせよ、現中学3年生(2006年4月~2007年3月生)以降のみなさんは、注意深く情報収集をしてください。