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★総合型選抜・学校推薦型選抜とは(種類について)【KATEKYO・小諸駅前校】

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小諸市、佐久市、東御市

軽井沢町、御代田町、立科町

のみなさんへ

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2020年のセンター試験廃止が代表するように、大学入試制度は年々変化・複雑化しています。

今回は、総合型選抜と学校推薦型選抜の種類について簡単にご紹介していきます。

 

総合型選抜


 総合型選抜(旧:AO入試)とは多くの私立大学が導入している試験で、学校推薦型選抜に比べ選考期間が長くなることが多いです。エントリーシートなどの受験生からの提出書類のほか、面接や論文、プレゼンテーションなどを課し、受験生の能力・適性や学習に対する意欲などを時間をかけて総合的に評価する入試方式です。一般的な筆記入試と比べると、「高い学習意欲」「学びへの明確な目的意識」が選抜基準として重んじられているため、選抜方法もその点が判断できるような内容となっています。出願時に受験生自身が作成して提出する書類が多いことも特徴です。
2021年度入試から、学校推薦型選抜と同様に、各大学が実施する評価方法に、共通テストを含む教科・科目に係る筆記テストや小論文、プレゼンテーションなど、学力を確認する評価方法を活用することが必須となりました。

 

学校推薦型選抜


〇公募制一般選抜(一般推薦)

 大学側の出願条件を満たしていれば、本人が希望し学校長が推薦することで、誰でも応募ができる推薦入試制度です(既卒生の出願も可としている大学もあります)。出願条件に、評定平均の基準を設けられることが多く、高校3年間を真面目かつ意欲的に送ることが重要になります。出願後は大学が独自で定める試験内容で合否が決定します。一般的には、小論文・面接・学力試験 (事前提出課題・大学入学共通テストを課す場合がある。)などが主流となっています。公募制一般選抜は、評定平均の基準が設けられることから、各科目の成績が、全て高い評価であることが求められます。

 

〇公募制特別推薦選抜(特別推薦)

 スポーツ(部活動)や文化活動(課外活動)での実績が評価される推薦入試です。国立・私立問わずに幅広い大学で行われています。入試の特性上、評定平均の基準を設けることは稀ですが、国立では大学入学共通テストの受験を課す場合があります。

 

◯指定校制推薦

 大学が指定した特定の高校を対象とした、専願前提の合格率ほぼ100%推薦入試です。主に私立大学が取り入れる方式(公立大・短大・専門学校もある)で、高校ごと出願できる大学や学部・人数が決まっています。指定校推薦は、高校と大学間での信頼関係により成り立つので、入学者が退学・留年すると出身校に対し指定校の取り消しがあり得えます。そのため、高校内での校内選考を優位に進める為に、高校3年間を通して真面目な学校生活を送り、さらに大学進学後も高校の代表であるという意識をもって大学生活を送る必要があります。高校によっては幅広い偏差値層の大学が指定校となっていることもあるので、一般受験では到底届かないような上位の大学への進学も可能です。しかし指定校の枠は3年程度で見直されることが多いので進路指導室にこまめに通い確認する必要があります。


 

AO入試(アドミッションズ・オフィス入試) 2020年度廃止

 1990年代から日本で採用された入試方法です。今では定番の入試方法になり、全国600校以上の大学で採用されています。AO入試は出願者の人物像と、学校側の求める学生像(アドミッションズ・ポリシー)に重点を置いた入試方法です。面接・小論文などによって、個性や適性を評価して合否を決定します。学業成績だけではなく、部活動・ボランティア活動などをアピールすることができるので、志望大学(学部)に入るために高校生活でその学部に関わりのある取り組みをしてきたかが重要となります。人物像を主として見る入試形態ですので、数年前までは学力はさほど重視されないという大学も少なくありませんでした。しかし近年では、文部科学省の新方針「学力把握措置」から大学入学共通テストを課す大学が増加傾向にあり、一定以上の学力は求められる入試形態へと移り変わっています。2020年度以降、AO入試は「総合型選抜」と名称を変え、内容も大きく変化しました。

 

 入試にも多種多様な形式があります。各大学によって、採用している入試形式・選考方法はバラバラです。正確な情報を集めて、しっかりとした対策を行えるように常に心掛けてください。

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