中学３年生のみなさん、いよいよ後期選抜が近づいてきました。

今まで努力してきた成果をいかんなく発揮してきてください。

受験生の保護者の皆様も今日まで本当にお疲れさまでした。残り数日、お子様の体調管理を何卒お願いいたします。

 

さて、毎年受験シーズンになると、試験日前日～当日の過ごし方について質問をいただきます。

いろいろな考え方があると思いますが、一般的なアドバイスを記載いたします。あくまでも参考程度ですので、一番は自分に合った調整方法でお過ごしいただければ幸いです。

我々教師陣は、受験生が普段の実力を発揮できるように祈っています。

 

＜受験日前日＞

◆持ち物や服装は前日のうちに整えておく

朝は余裕をもって過ごせるように準備はすべて前日に行いましょう。

必要なもの：受験票、筆記用具（鉛筆削り）、消しゴム、定規（三角定規・分度器はＮＧ）、コンパス、昼食、上履き

 

◆不安になるような勉強はしない

直前まで手を動かしたくなる気持ちもあると思いますが、中途半端に苦手単元に手を付けてしまって「この単元全く分からない…どうしよう…」などと焦ってしまうことのないようにしましょう。前日の勉強はあくまでも確認程度にしておくのがおススメです。

 

◆早く寝すぎない

翌日の試験に備えて早く寝すぎてしまうとリズムが崩れて変な時間に目が覚めてしまったりすることがあります。あくまでも普段通りです。

 

＜受験日当日＞

◆朝ごはんはしっかり食べる

朝ごはんを食べることが脳が目覚めます。普段食べない人でもちょっとでいいので食べてください。チョコレートなどの糖分を取るのもおススメです。

 

◆試験会場には早めに入る

９：００から出欠確認・諸注意が始まります。時間面での不安要素は極力取り除き余裕をもって動きましょう

 

◆問題冊子が配布されたら、表紙に書かれている「注意」をしっかり読む

「記述問題の句読点の扱い」や、「理科・社会の漢字指定の問題以外はひらがな解答でよい」など、重要なことがたくさん書かれています。しっかり読んでルールに則って解答するようにしましょう。

 

◆休憩時間には次の教科に向けて準備を行う

休憩時間に終わった教科の問題について話をしても全く意味がありません。むしろ、間違いに気づいてしまい次の教科に悪影響を及ぼすことのほうが多くなります。反省は受験がすべて終わってからでいいので、次の教科に向けて準備をしましょう。

 

◆満点を取ろうと思わず、合格点を取るように意識する

志望校にもよりますが、満点を取る必要はありません。合格点を取ればＯＫです。解けなさそうな問題は捨てるのも戦略です。今まで努力してきた皆さんなら取捨選択ができるようになっていると思うので自信をもってください。

 

◆せっかちな人は確認作業を怠らない

緊張のせいで普段やらないようなミスをしてしまうこともあるかもしれません。それを回避するために『問題用紙に下線を引く』『こまめに指差し確認をする』などしてミスを極力防ぎましょう。