穂高柏矢町校

今の15歳以下は読解力が低下している

OECD(経済協力開発機構)から、15歳以下の読解力が低下していると発表がありました。

 

先週は、映画中にスマホを触ってしまう人が増加しているというニュースを見た人もいると思います。

 

スマホ中毒が原因の一旦でありますが、youtubeは20分以下の短い動画が中心です。

 

映画は短いものでも90分なので、youtubeに比べると3~6倍長く集中する必要があります。

 

また、SNSを中心に短い文章でコミュニケーションをとる事が10年前から増えてきています。

 

では、新聞のコラムとTwitterの文字数を比較してみましょう。Twitterは最大で140文字、新聞のコラムは600~800文字が主流です。

 

Twitterの文章に慣れていると、新聞のコラムは4~6倍も文字数が多くなることになります。

 

その結果、長い文章を読む、長時間集中するといった事に不慣れな人が増えてきているように感じます。

 

さてさて、では今回15歳以下で低下していると指摘された読解力についてです。

 

読解力って何?説明できます?? 以下の記事は依然紹介ものを引用しています。

 

「教材としての文章の内容を正確に読み取る」wikipedia ←なんでもwikiは駄目です

 

正解は、「目的や場面などに応じて的確に内容を読み取り、その内容を利用、熟考する能力」と定義されています。

 

目的や場面ということは、文章だけではなく画像(映像)や会話、雰囲気も含まれます。

 

つまりは、文章・会話を問わずあらゆる事柄を、要点を抑えて相手に説明できる能力ということです。

 

テストだけではなく、日常生活で絶対必要な能力ですね。

 

前述通りSNSでは文字数の制限から、日本語を略して使用する機会が多くなっています。

 

日常会話でもネット用語・略語を使う人が、周りにいるのではないでしょうか?

 

おばちゃん達が、「あれよ、あれ」「あぁ、あれねぇ」と、「あれ」だけで会話が成り立つのはある意味、凄い事ですが、、、

 

「あれ」だけでは、相手に思ったことは正確に伝わりませんよ?

 

読解力をつけるにはどうすればいいか?

 

3つの要素と絡めて紹介しましょう。

 

日頃から、言葉の意味を考え、正しい日本語を意識することで語彙力がついてきます。

 

(新聞やNHKのニュースは正しい日本語表記がしっかりされています。)

 

そして、新聞や本で読んだ内容を、自分の言葉で纏めるこで要約ができます。

 

(要約は語彙力が伴わない状態だと、文章・言葉・場面の理解が不十分で上手に表現ができません。)

 

最後に自分の知識・経験から、物事を想像して補完・考える力。思考力(解釈)です。

 

(本を読んだ時、物語の風景が目に浮かぶことがありませんか?情景を思い浮かべることで思考力は鍛えられます。)

 

読解力は、この3つの要素から成り立ちます。

 

日々の生活のなかで、この3つの要素を意識して訓練する必要があります。

 

では、最後に読解力をつける早道は、、、、

 

皆、まずは本を読め!!!スマホに頼りすぎるな!!!そしてKATEKYOへ!!!!

 

 

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