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失敗しない併願校の選び方〜大学受験・高3生のための戦略ガイド〜

松本市のみなさま

10月も後半に入り、朝晩の肌寒さとともに受験本番が着々と近づいてきました。高校3年生の皆さんや保護者の方にとって、関心事のひとつにあるのは「併願校(滑り止め・実力相応校)をどう組むか」ではないでしょうか。第一志望校への対策に集中するためにも、併願校選びは戦略的に行う必要があります。今回は、後悔しない「併願校選びの3つの基準」について解説します。

(1)「挑戦・相応・安全」のバランスを最適化する

併願スケジュールを組む際の鉄則は、「チャレンジ校(挑戦)」「実力相応校(相応)」「安全校(滑り止め)」をバランスよく配置することです。第一志望群だけに絞ってしまうと、万が一の際に全滅のリス​​クが高まり、精神的なプレッシャーから本番で実力を発揮できなくなってしまいます。

目安としては、チャレンジ校1〜2校、実力相応校2〜3校、安全校1〜2校の合計5〜7校程度を出願パターンとして組むのが一般的です。安全校は「確実に合格できて、進学しても納得できる大学」を必ず1校は確保しておきましょう。この「行ってもいい滑り止め」がある安心感が、第一志望校への強気な挑戦を支える土台となります。

(2)入試日程と試験方式(共通テスト利用など)を吟味する

併願校を決める際は、必ずカレンダーに試験日と合格発表日、手続締め切り日を書き出して視覚化しましょう。特に注意したいのが「連続受験」です。3日以上の連続受験は体力的にも精神的にも想像以上の負担となり、後半の試験でパフォーマンスが著しく低下してしまいます。多くても2日連続までに抑えるスケジュール調整が理想です。

また、私立大学の「共通テスト利用方式」や「全学部統一入試」などを上手に活用するのも賢い戦略です。共通テストのスコアだけで合否が出る方式や、1回の試験で複数の学部・学科を併願できる制度を利用すれば、現地へ移動する負担や移動コストを減らし、個別試験対策の時間をしっかり確保できます。

(3)「本当に行きたいと思えるか」で最後は決める

偏差値や判定の数字だけで併願校を選ぶと、いざ進学が決まった際に「本当にこの大学でよかったのだろうか」と後悔が残ってしまうことがあります。併願校であっても、アドミッション・ポリシーやキャンパスの雰囲気、就職実績、学びたいカリキュラムがあるかを必ず事前に確認しておきましょう。

「第一志望ではないけれど、ここなら自分の学びたいことが実現できる」と思える大学を併願校に選んでおくことが大切です。妥協ではなく「納得感」を持って受けられる併願校を揃えることで、受験直前期の不安が和らぎ、最後の最後まで第一志望校に向かってブレずに勉強に集中できるようになります。

さて、今回は高校3年生のための「失敗しない併願校の選び方」について解説しました。併願戦略は、単なる滑り止め探しではなく、受験生が安心して第一志望校に挑むための「最強のセーフティネット」づくりです。

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